2017年10月
2017年10月31日
「LDのある子どもは脳の情報処理過程における強さと弱さを持っている」〜新しいLDの判断
「新しいLDの判断」を読み始めた。
積ん読からの脱却。
本の一節に「LDのある子どもは脳の情報処理過程における強さと弱さを持っている」と。
知的Giftedと特異的LDの連続性と言っていいのかな。
だから個々のエビデンスに基づいた教育支援が必要なのだ。
旭川での積み残しは,ケースの子どもの情報処理過程がどのようになっているのか。そして,そこからどのような援助が可能か・・・。
そこでしたね。限られた時間でひた仕方ないですね。その辺りが不完全燃焼でしたね。
WISC-Ⅴの改訂は,知能理論と新家神経心理学とワーキングメモリーの研究の進化によって支えられている。
となると,求められるのはその子の認知特性・・・というよりワーキングメモリーを含むトータルな情報処理過程がどうなっているかを考え,援助を組み立てる。
基礎と臨床の架け橋とならんと・・・そこに確かな援助の糸口が見えてくるはず。
今日はしんどい火曜日。本質というか目標を明確にする議論ならいいのだが,ぶれるのだな。常に求めるのはエビデンスとそこから導き出す目標,そして具体的なプラン。そこに議論が焦点化されればいいのだが。ディスカッションは踊る・・・そんな感じ。
だからこそ
来春のテーマは「異世界心理屋さん」週末の土曜の日にだけ思いのある人に扉は繋がる。一日一組の納得のいくおもてなし。
2017年10月30日
旭川の振り返りと来年のワークショップでの課題
なんと札幌は強風と雪が舞い散っている。
週末働いた後の週明けは厳しいのだ。働くことを拒んでいる。
旭川での講演とカンフアレンスのアンケートが届いていた。
きちんと振り返らないとね。
知的Giftedというか高い知的機能を持ちながらアンバランスを抱える子供達の話が,会場の方がどのように捉えたか心配だったのですがね。
今回のスライド作りとカンファレンスを通して,認知的アンバランスを抱えるということは子どもにとってどんな意味があるのか?考えることができた。
知的Giftedは最も凸凹を持った子どもたち。彼らの凸凹の原因とメカニズム,そして援助を考えていくことは,多様な子どもたちの理解と支援につながっていくのでは・・・。
カンフアレンスでも興味深いケースを取り上げた。JKは,難しいケースを持って来たとつぶやいていたが。今回のケースは,データの数値だけではなく発達という視点を加えないと見えてこない。三人がどのように解釈していくのか眺めていた。
還暦を迎え,ボスの域に近づいて来た。人の話を聞けるようになって来た(笑)自分の考えを押しとどめられるように。オフタイムでJKとマニアックな分析を楽しんでいた。飲みながらでも語れるのね。
2時間で2ケースという制約があったので語りきれなかったことが多々あるね。おそらく時間があったら,ワーキングメモリーや実行機能を含めた神経心理学的なマニアックな話へと展開していったかも。
アンケートを見ながら来年に向けてイメージしているのは
専門用語が多かったという指摘も。その意味で,保護者に対しては,分析の質を落とさないで保護者にわかりやすく検査結果と援助を伝えられるか。保護者も納得できる検査レポート。
専門家に対しては,WISC-Ⅴにつながる意味で知能理論やCHC理論(クラスター分析)とワーキングメモリーを含めて検査結果を分析しアセスメントするようなワークショップ。
クローズでそれぞれの検査レポートを持って来てディスカッションをするのも面白いな。
まあ,年内は充電期間なので文献を読み込むことにしよう。
2017年10月29日
旭川遠征二日目・・・カンファレンスと研究打ち合わせ
朝風呂に浸かって,昨日居酒屋さんでもらった黒胡麻プリンを食べて会場へ。
今日はカンファレンス・・・午前中に2ケースをこなすという荒業。
ケースを送っていただいてからどのような可能性があるか考えていた。
一見するとフラットなケースだが,なかなか難解なケースだった。
限られた時間ではあるがJKを中心に有意義なディスカッションができた。バリィさんの学びの深化が伝わって来ましたね。
心理検査から得られる情報は限られていて,我々の知りうる情報はほんの一部でしかないかもしれない。そこから仮説を立てていく作業,そして援助の方法を探る。実際に取り組んで見て,仮説を検証しながらの作業が続くのだが。今日の話が,子どもや保護者にとって少しでも役に立ってくれればいいのだが。
青年期は自己理解とメタ認知が鍵を握る。検査結果というか認知の凸凹を伝えて方略を考える。そこが大事になって来る。
個人的には,人の解釈を聞く機会が最近はほとんどないので楽しかった。ついつい手続きを省いたり,自分の都合の良い落とし所を見つけたりしてしまうので。カンフアレンスはやはり力がつきますね。
やはり日々の研鑽は必要ですね。しっかり学び直そうと。
その後,旭川ラーメンを食べカタギーの研究室で「高い知能を有する人の認知特性と困り感に関する研究」研究の打ち合わせ。カタギーからデータの報告が。
なかなか興味深い。春にはみなさんに報告ができるかな。
帰りのJRでデータを見ていたらDMが届いた。なんと土曜教室の後輩からの電報の文面が(笑)ありがとうございます。みなさんに支えられてここまで来ることが。
ハードな二日間でしたが学びが多かったですね。年内の主な活動はこれで終わり。学問と研究に専念することに。
さあ,お風呂に入って休むことにしよう。
旭川遠征1日目 テーマは,認知的アンバランス,非同期発達,自己理解とメタ認知
金曜日はクソな機関のセカンドオピニオンの報告を作っていた。
全くだよ。しっかり説明責任を果たしておくれよ。
旭川のスライドの手直しとカンファレンスの準備をしていた。疲れたので「居酒屋ぼったくり8」を読みながらさっさと寝た。
夜中にイメージしていたことを朝起きてまとめていたら時間・・・。予定では駅中で幌加内そばを食べる予定が,キヨスクでおにぎり弁当を買って乗り込むことに。バリィさんの横でデータを整理。
今回の講演と菅フファレンスのテーマは,認知的アンバランス,非同期発達,自己理解とメタ認知ですね。
講演の方はもふもふ。95分・・・5分オーバー。
自分の臨床の振り返り,そんな歳になりました。
結局,子どもがこの人なら選んでくれんとことにはね。保護者も同じですね。もちろん臨床家としての資質も問われますが。常に自分を磨き続ける。
姪っ子はなかなか語るな。しっかりとヒストリーを聞く機会を持ちたいね。
そのあとはJKの話。バリィが3月に聞いたのを忘れていたようだ。確かに爆睡していたよな。
そのあと還暦のお祝いをしてもらいました。ブログの読者の方で,遠く神奈川からも来た方も。ありがとうございます。宇都宮遠征の時にも感じたのですが,全国のコアな不安ではなくファンに支えられているのを実感ですね。
酒席は3時間が限界のようで(笑)中座して戻って来て温泉に浸かりバタン。
朝風呂の後,二軒目の居酒屋でいただいた黒胡麻プリンを朝飯がわりにカンファレンスの準備。午後は,カタギーの研究室で共同研究の打ち合わせ・・・進捗状況が楽しみですね。
2017年10月26日
旭川のテーマは事例から考える自己理解とメタ認知・・・援助者の役割
今日もひたすら眠かった。
眠い中でふむふむと思ったことが。
怒鳴ることで子どもの行動が変容するか。
ただあなたの価値観を押し付けているだけ。
となると,学校社会の当たり前とその子の障害特性は常に対立する存在💩
ほんと面倒な社会だ学校は。
旭川のスライドは作らんと。心を異世界に飛ばしながらスライドを仕上げた。
最終的に,旭川のテーマは「知的Giftedの認知的アンバランスと困り感について〜自己理解とメタ認知〜」
保護者にも理解できて元気の出る二日間・・・先に繋がるセッション。
相談しても意味がないではなく,相談の後にしっかり繋がるソーシャルサポート。その鍵の握るのは,自己理解とメタ認知・・・それを支えるのが援助者の役割。
自分のささやかな臨床経験から,どのような援助が意味あったのか。そんなところを語れればいいのだが。
自分の臨床を振り返りながら春に向けてできることを考えたら,高い知的機能とアンバランスを抱える子どもたちの理解と支援のためのリーフレット作りかな。
今までの論文が,少しは役に立っているのだが,もう少し伝えやすいものができればいいのだが。最後のページには,その子のオリジナルの取り扱い説明書をのせてだね。
春の遠征にはゲラを持っていければいいな。








