2014年10月
2014年10月31日
データを眺めながら特別支援教育についてもふもふ
週末に来て疲労感が。パタリと思考が停止した。
インフルエンザの予防接種のせいかな。
かすかに残った頭を動かしながら、WISC-Ⅳのデータを見ていた。
絵の概念と絵の完成>積み木、行列の推理に差がある。さらに符号と記号が低得点。興味深いケースですね。視覚処理でも抽象的なものは苦手だが、意味のある刺激だと処理できる。無意味な刺激だとまな板からスリ落ちていく。視覚性ワーキングメモリーの話にも関連するかな。
実は、符号とか記号は処理速度として考えてきた。でも、他の下位検査と並べることで意味が見えてくるかも。逆に、ワーキングメモリー指標は何を測定指定しているか?ワーキングメモリーのほんの入り口しか測っていないかも。
検査をすると、結果で物事を考える。でも、それぞれの下位検査が何を測っているのか?残念ながらそれを考えさせてくれる大学はほとんどいない。もちろん答えてくれる臨床心理やさんも。ふと見直すと違う世界が見えてくる。
そうそう、昨日のfacebookの話の続きではないのだが、特別支援教育は教育行政や学校、管理職にとってはセカンドリー。おまけでしかない。未だに専門性よりも部活人事が優先されている。管理職は特別支援教育の専門性を持っているよりも部活の指導可能な教師を選ぶわけだ。これが特別支援教育の現実なんだよね。管理職の持ち駒でしかない。
では「隗より始めよ」と言っても教員養成大学でも特別支援教育はマイナーですね。
さあ、俗世を捨てて山へと旅立とう。
2014年10月30日
研究会のストーリはできた~特別支援教育はやっぱり鬼門だな~
校正やらアンケートを書き終え、研究会の準備をし、小樽へリコールをしに。それにしても暑すぎる。混んでいそう。帰ってのインフルエンザは厳しいかな。
研究会のスライドの概要はほぼ出来上がった。現状の特別支援教育に対するる疑問。それに対して、教育的ニーズに基づいた特別支援教育の生成。その根幹となるアセスメント(WISC-Ⅳの活用)及びIEP(個別教育計画)をどのように考え作ったか。事例1を通しての実践。個に応じた支援とは・・・。それとなんちゃってインクルーシブ教育・・・気がつけばできてしまったのはなぜか。要因を分析。おいらはほとんど働いていない(笑)それとなんちゃってコーディネーターの取り組み。
おそらく、スライドは事例2のWISC-Ⅳの分析と実践の取り組みを紹介できれば良いかな。
問題は、最後のステージである特別支援教育に対してなのだが。
自分なりの理想とする姿が見えてこない。あまりにも距離がでかいのね。例えば、教師はアセスメント能力を身につけ、エビデンスに基づいた適切な学習支援に取り組むべきだと・・・。この辺りは学習障害児親の会のお二人が主張してくれるだろう。
おそらく特別支援教育に関わる先生は情熱はあるのね・・・きっと。でもアセスメントに関する専門性がないから従来の枠組みに適応させられてしまう。専門性がないというより、トレーニングを受けてきていない。だから、いつの間にか日常の現場が当たり前に見えてくる。そこをどのように覆すのか。この点は、カタギーがアグレッシブな発言が。
急遽、まとめはエビデンスに基づいた支援はとっても有効だよ。「臨床をきちんと見ていくには基礎的な知見が必要だよ」。ぜひ、みんなでやっていこうよと。もっともっとこの考えが広がっていけばいいね。たぢけんがまとめて、よっちゃんがぼそぼそという。
最後にボスが語る「臨床から基礎へ~これからの特別支援教育の在り方~」ということで、研究会は恙無く終わるのであった。
めでたしめでたし。どや顔。
はい、無事にインフルエンザの予防接種も終わり、研究会のスライもどでき、あとは大阪の準備だな。食い倒れではなく飲み倒れだ。
2014年10月29日
書字について考える~複雑な筋肉を制御する~
今日は気合を入れて研究会のスライドを作っていた。
ストーリーはなんとか出来上がったのだが、おらの話は70分で設定していることに気がついた。むぎゅ。いつも講演は2時間。これはポイントを絞らないと(^^;;
そんなことを考えながらの作業どす。ちなみに指定討論を含めたディスカッションも70分。指定討論10分×2、ボスの話20分。となるとディスカッションが30分か。これはたぢけんの実行機能に頼るしかないな。積み残しは、飲み屋でだな。
さて、書字の話を積み残したままここまで来た。視覚性ワーキングメモリーの話はバドミントンで触れたのだが。
書字の話をする前にボスがコンパスについて触れた話を思い出した。コンパスを抑えながら、回転させると相反する運動を筋肉にさせる。(うる覚えですごめんなさい)。そう考えると書字も同じと考えていいのでは。ペンをにぎり固定する作業と流暢に動かす作業。筋肉は二つの複雑な運動が要求される。さらに、ペンを抑えながら上下左右、回転という動きを組みあわせていく。これは、超繊細な動きだ。
箸の持ち方もそうだねドキドキするような持ち方を食べている子どもがいる。その子の書字はどうだろう。臨床経験を積んでいる人なら共通点が見えてくるはず。彼らは、指先がうまく使えないから、腕全体を使って箸を使ったりペンを使ったりする。その分、莫大なエネルギーがかかるわけだ。なるべくエネルギーを軽減するために活字体で書くのね。自閉くんたちの書字も通ずるのか?
実は、ワーキングメモリーの話ともつながるのだ。いわば、自分の筋肉のフィードバックがうまく伝わらない。指先よりは、手首とかの方が伝わりやすい。そうだ、親指と人差し指で鉛筆や箸を操作することを考えたら・・・なるほど他の指に比べて筋肉のフィードバックを得やすいよね。
ちなみに、すごーくノートに近づいて書いている子どもも、実は筋肉でのフィードバックが掴めないから視覚に頼っているのでは。
では、知的ギフテッドはなぜ書字が苦手なグループがいるのか。おそらく発達の同期問題。ハイパーレクシアとの関連も考えたが、言語的推理能力に問題がないからね。
明日は、ぽっかりとあいたのでフィッチを2回目のリコールへと。そしてインフルエンザの予防接種へ。








