2014年09月

2014年09月30日

高校生と一緒に考える認知科学講座...何故かを一緒に見つけよう

週末が講演だというのにスライドが完成しない。

これは,土曜日に話す分と資料として送る分を分けて送る事になるな。

ボスからも高校生たちの反応が楽しみなので行きたいのだが、とメールが来ていた。

10月からは教室がはじまるのでね。

 

今回は、最初の一歩。

 

今日は,リンゼイさんの「情報処理心理学」を片手に。

 

デーモンたちを眺めながら、実行機能について考えていた。デーモンさんの特徴デーモンは符号化に当たり、認知デーモンはエピソードバッファですね。そして決定デーモンは中央実行系かな。それはスーパーバイザーデーモンか。

 

自分たちの心の動きをどのモデルが使ったら、分かりやすいか。実行機能とワーキングメモリー。どちらを使いやすいかは、学習の困難によるのね。美味く使い分けながら、説明ができるか。

 

デーモンさんのおかげで、パターン認識は整理できたかな。

バッファーの役割と推論の関係も。


ただ、すべての心の活動を語るには、おいらはまだまだ力不足。

 

問題は間に合うか。もう一踏ん張り。

高校生と一緒に考える認知科学講座へと。


 



nhlgldac at 22:01|PermalinkComments(0)日記 

2014年09月29日

バッファーはワーキングメモリーを理解する上でカギを握る~教室のIEPの議論から~

登山に事故はつきのだが、今回の御岳山の事故は改めて、人間では予測できない自然の力を感じさせられた。
この夏も活火山の旭岳、恵山、樽前山に登った。ただ、自分が登っている時に噴火するなんて事は頭の片隅にすら存在しなかった。当たり前のように噴煙を上げている山。おそらく御岳山を登った人たちもそうだろう。改めて自然と向き合う事の重みを考えさせられ。

可能な準備と最大の注意を払いつつも、いざという時に自分が少しでも生き延びることのできるスキルは磨かんと。きのこ大王の教えですね。
さて、スライド作りも最後の一踏ん張り。今までブログで書き留めた内容を認知処理もしくはワーキングメモリーで何が起きているかを示す作業。これがなかなしんどい。この間、ずっと言い続けて来たか。くどいと言われそう。
話を変えて「バッファー」の話。昨日の教室の議論でも触れられていて。「バッファー」は情報を一時的に蓄える記憶装置とでもいうのか。ワーキングメモリーのエピソードバッファーは、それだけではなく情報の統合もおこなわれていると考えられる。バッファーの能力が低いとどうなるだろう。情報を留め置く事ができないから、情報を留め置いて比較検討をしていくことが難しい。
そのような子どもたちは、どのような行動パタンや学習パタンを示すだろう。知的ギフテッドとの熟考とは真逆に位置するかもしれない。一時的な貯蔵庫がないと、即決。衝動性の高い人たちってどうだろう。バッファーが脆弱。だから後先考えないで行動してしまう。
おそらくバッファーというのは、人間が進化する中で獲得した物であり、言語と大きな関係を持っている。言語が抑制の機能を果たす。
そう考えるとバッファーはプランニングと大きく結びつく。もふもふ。以前から、仮説として持っていた知的ギフテッドエピソードバッファ強力・強大説が支持されるわけだ。
あれれれ、昨日の昼くらいから体調がおかしいと思っていたのだが。日中はお腹がごろごろ、こおにきてちょっとしんどくなってきた。今日はおしまい。
ちなみにLD学会のシンポの日程が決まった。日本の特別支援教育における知的ギフテッド支援を考える~高い知能と併存する読み書きなど学習困難の問題をいかに支えるか~ 
日時:2014年11月24日(月・祝)15:45~17:15  会場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)1002
まあ、北海道の人間がその日に帰るというのを全く無視した日程ですね。ムカムカ。18時45分伊丹なのでさっさと話をして帰路につきますわ。もう、LD学会は行かんぞといいつつ…今回が最後。
日曜日は、京都競馬場にマイルチャンピオンシップを見に行くかな。G1の雰囲気を1度でいいから味わってみたい。



nhlgldac at 19:41|PermalinkComments(0)日記 

2014年09月28日

土曜教室最後のIEP会議に参加~改めて臨床を考える~

朝一走りしてから、年2回の土曜教室のIEP会議に参加。おそらく、次の会議では教室が閉室になった後の支援についての話になるので、IEP議論としては今回が最後かな。
時間があったので文系共同棟の6階に向かいカウンターから大倉山とその後ろに定山渓天狗山が見えた。ローマ字に認識の処理過程についてスライドをまとめてから会場へ。
残り半年で子どもの抱える認知的課題と学校生活で進路を含めた課題。結果として社会とのギャップをうめる作業。なんちゃって高校生講座も最後は社会性だよね。自己理解となんとなくうまくやって行ける力。
議論しながら考えていたこと
書字の問題。運動と文字が結びつかない弱さ。感覚と運動が結びついていない。
図形と文字を結びつけるスキル。学習は楽しくなるまでがつらいよね。
最初の段階でなかなか積み上がらない。スキマーができないうちに、「エーイ」とゴミ箱になげてしまう。
得意な所でスキマーを作る事で,努力したら達成感を味あわせる。そこから積み上げて行かないと。書字というよりも感覚と運動の結びつき。つまるところワーキングメモリー。

苦手な学習には、明らかな認知領域での脆弱性が結びつく。そこを考えて、支援目標と具体的手だてが結びつけられるか。子どもの学習困難については心理検査にヒントがあるはず。逆に言えば、指導の手がかりが検査から見えるはず。
議論の途中で消防車が通り過ぎて行く。なんと医学部で火事があったらしい。詳細は不明だが。

他者視点の獲得や意思の疎通についても議論された。その過程でSSTの話も出てきた。きっと、おいらはSSTや行動療法は基本的に苦手(嫌い)です。金太郎飴のTEACCHも嫌いと宣言しているので(笑)ブログを読んでいる人は分かっていると思いますが。
おそらく自分の臨床では使わない手法ですね。その人の心に何が起きているのか、それに対処するには個々の特性に応じた支援が必要。それを無視してプログラムを作る事に疑問を感じている。その人の行動を是正するより、なぜそれが生じているのか?そこには認知の問題があるわけで、そこに焦点を当てるべきだと思うのだが。

ちょっと横見に逸れた。人を理解して、必要な援助をするというのは難しいね。
だからこそ皆で議論する意味があるのだ。結論ありきで議論する事には、意味がない。

教室での議論ができなくなるのは、淋しい限りだな。くだらん専門家たちの子ども不在の臨床だけは避けたいね。


nhlgldac at 19:36|PermalinkComments(0)日記 

2014年09月27日

ポイントは学びの困難を説明可能な認知処理モデルだな

朝から来週のスライド作りに精を出していた。まあ、思うようには進んでいない。全てを説明できるわけではない。それはわかっているのだが。

 

今までブログで書き留めて来たチャーリーの困難を認知処理モデルでできるか。

 

いろいろと文献にあたりながら、なるほど手順書をスキーマーとして考えれば良いのかと。ワーキングメモリーの符号化と長期記憶から手順書をエピソードバッファにのせて、中央実行系が指示を出す。読み書き計算はもちろん、すべての認知活動の基本ですね。

 

簡単に言えば、刺激と記憶の倉庫をつなぐものがまな板。

 

一度仕切り直しかな。明日は土曜教室のIEPに参加するので。話を聞きながら考える事にしよう。分かりやすいモデルを考えよう。

 

それにしても気になるのは、御岳山の噴火。人ごとではないよね。近場では樽前山。十勝岳や旭岳も活動を続けている。爆発するなんて前提で登山はしていないよね。想定外というのは当てはまらない。あくまでもいろいろな可能性を視野に入れながら登山計画を練らんとね。

 

5日の登山は、天気を見ながら登る山を決めることにしよう。単独層になっても装備だけはおこたらないことにね。

 



nhlgldac at 21:28|PermalinkComments(0)日記 

2014年09月26日

ギフテッドLD発達援助センターはいつも扉は開いているのだ...ちょっと怠け者だが

 今日は、来週の登山にむけてモンベルにでかけてノマドショーツを買ってきた。多少の雨と雪を防げるタイプ。5日は、南暑寒か旭岳か黄金山...ぼっち登山になっても準備していくのね。可能であればニセコのシャクナゲ岳と最後に納会で藻岩山で今年の山行を終えるかな。

 さて、今日はスライドを知りしつつ、北海道ギフテッドLD発達援助センターの話。

 昨日のセンターのfacebookにも書いたのだが、本センターも立ち上げて4ヶ月。衝動的に立ち上げたが、北海道と言いながら関東関西圏からの相談やら研究協力が届いている。ありがとうね。
 
 みなさん、twitterやfacebookから私にブログにたどり着き、読んで私の所にたどり着いている。保護者であったり、当事者であったり。それだけに身が引き締まる思いです。でも51キロなので、これ以上はひきしめられませんが。

 少しでも応えられるように臨床研究の力を育てるとともに援助できる仲間を増やしたいと。知的ギフテッドに関しての相談の扉は、いつも開けておくよ。一緒に子どもたちの援助を考えていければね。

 ただ、限界も当然あるよ。実際に子どもの検査もとっていない、その上子どもを見た事もない。その中で少ない痕跡を頼りに子どもの心に迫る。時として自分の「知的ギフテッド」という色眼鏡で見てしまう事にならないかなあ。「知的ギフテッドとは」そんなことを常に考えながら対処して行きたいと。

 ケースから見えてきたキーワードは「ギャップ」だね。「高次」な能力を持っているのに、「低次」な誰でもできるような事ができにあ。だ本人にも保護者にも周囲にも。検査結果からも、ギャップがくっきり分かるわけだ。でも、低い部分が高い部分の覆い隠されて、見えてこない。ギャップを理解し、弱い部分にいかに手当をするか。フィッシャーさんの論文は、知的ギフテッドの子たちの支援の一つの方向性を示している。

 10月の旭川を終えれば、LD学会に向けての準備だがスライドはほぼ出来上がっているので手直し程度。年内、少し時間がとれるので「非営利団体北海道ギフテッドLD発達援助センター」のリーフレットでも作るかな。北海道でなくカムイミンタラとか大雪とかつけるかな。

 なんちゃって高校生講座ではないが、自分が何ができる見つめながらですね。

 


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