2012年07月

2012年07月30日

学習障害児者親の会キャンプのボランティア

週末はクローバーの恒例の小樽キャンプに出かけた。
今年で9年連続の参加。終われば夏休みがスタート。
大学を出ても卒業してくるメンバーが多くいる。
 
今年は,ボランティアが少なく。担当を持つことに。
のんびりと元老院の皆さんと子どもたちの成長を横目で見ながら語らいつつ,麦汁を飲む予定だったのだが。
 
その上,1日目と2日目で担当が違うという…マルチな担当()
 
いつの間にか顔見知りの子どもも増えた。
 
このキャンプの良さは,昨年の子どもの姿と今年を見比べながら,保護者と一緒に子どもたちの成長を実感できること。
 
それと久しぶりに会う連中と夜の懇親会で旧交を温めること。
 
うだるような暑さだったが,さすがに山の上いつの間にか涼しくなっていた。
夜のカレー作りでは,材料を切り終わり鍋に入れた後,子どもたちは遊びへと。ボスと二人,火の番人。汗をかきかき,途中水分?補給をしながらの作業。煮込み終わる頃には,子どもたちも戻ってきてお味見。そして夕食へ。
 
もちろん,顧問としての恒例のお仕事である。夜の小樽の夜景と星空観察会は多くの参加の下に実施,朝の展望台散歩も。
 
キャンプ終了後には,恒例の登山。今年は,銭函天狗山。熊出没注意7月15日という看板を横目に,だぢけんの熊よけの鈴と「おれもいくよ」と軽いノリで参加することになった熊退治のかまを支えに登り始めた。何よりも圧巻は,登山家ジョンが16キロの息子を背負って頂上にいったこと。皆で写した写真をフェースブックにのせたよーん。
 
 頂上では日本海を眺めながらのんびり。日本とかげを見つけて大騒ぎ。帰りは,じょんちびが,でんでんむしを見つけて大騒ぎ。乗馬と同じで,視点が高くなるといろいろな物が見えてくるのだな。登山は登る本人だけではなく,背負われていても脳は活性化しているのかもしれない。ジョン親子で実験してみるかな。
 
 今回は,学部生まで参加し。総勢8人のパーティでした。下山して,温泉に浸かりながらキャンプの後の登山は今回で終わりにし,次回からはサクランボ狩り無料招待と温泉というテーマで学部生をゲットしようということに。それと,来年はボス退官企画第一段,小樽の山で盛り上がろうとでも名付けることにしよう。
 
 次はプリズムとのコラボで雨竜沼と南暑寒別・・・虫とのた戦いだ。


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2012年07月27日

ものさし(WISC-Ⅳ)を使いこなすには~S.E.N.S旭川地区の仕事だよーん~

 
札駅でRぽんと待ち合わせ、スーパーカムイに乗って旭川に出かけた。
 
今回は、二人の心理検査をとり、夜はS.E.N.S北海道支部上川ブロックの事例研修会に担当SVとし働くことへ。
 
午前、午後と働き、Rポンは子供の待つ札幌に戻り、私はくそ暑い忠別川の河川敷を8キロほど走ったそれはどうでもよいことで、S.E.N.Sの会の話。
 
事例検討会は、本来は知能検査の結果と日常の観察や様々なデータを付け合わせ、子どもの支援を考えるのが目的。でも、WISC-Ⅳとう新たな武器を手に入れたら、すぐに使うのでなく性能や使い勝手を十分に吟味なければならない。
ボスが、「検査を使いこなすには、それぞれの“ものさし(尺度)”に関する知識と、子どもの様子を観察しながら結果を解釈していく経験との融合が必要」と述べている。
 
ついつい新しいものが出るとマニュアルを読まずに使ってしまう人が多くいる。そこは慎重にあたる必要がある。今回は、分析ステップが細かく書かれているそれに沿って分析することで、子どもの認知特性が見えてくるといえる。
 
大雪の麓で生まれたブロック研修会。まずは、“ものさし(尺度)”を使い勝手の良いものへと進化させていくために、使いこなすための技を磨かないと。
86日のクローバーの研修会は、人がまばららしいのですが、どうやって解釈を進めていくか、この間のノウハウを伝えられると思います。(詳しくはクローバーのホームページで)
 
帰りは、Yちゃんと缶ビールとサンドイッチをつまみながら帰ってきた。十勝S.E.N.Sメンバーのモール温泉に屋台と比べるとグレードがかなり低いぞ()Yちゃんは、岩見沢市長選には出ないようです。自己理解が進んだようです。これも、良き理解者を得たからですね。
 
さて、811日のプリズムとのコラボレーション、発達障害児・者と行く雨竜沼湿原の花と南暑寒岳登山の旅。今までの私の研究の集大成()来年は、「発達障害児・者の自尊感情の向上における登山の効果について」というテーマできっちり研究計画を作り、科研かどこぞの団体から助成金をもらって、研究へと結びつけるのだ.それにしても暑すぎる。


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2012年07月24日

誰もがコミュニティで自分居場所を求めているんだよ

ぽっかりと空いた時間。いろいろと有効活用しました。
 
昼休みは,ひとまず部屋を開けた。「久しぶり」と言いながら,怪しい連中がわんさか入ってきた。確かに10日ぶりくらいか。
 
4つの文化がワンルームで住み分ける。なかなか面白い。競馬小僧は,苦手な二次元グループを見て逃げていった。
 
さてと
マットでごろごろする連中,将棋小僧たち,二次元の連中,なんとなくの連中,さらに悩み多き乙女。
 
この15分のワールドって…彼らは何を求めてくるのだろう。
 
なんでここは人気があるのと言う子がいる。
 
きっとクラスでの疲れを癒しにきているのかな。ほっとする時間。ちょっとだけすっきりしてくれればいいかな。ささやかない場所として。
 
放課後は悩める乙女とだらだらと過ごした。いろいろ教えてくれました。先生に伝えると関係性が...。微妙だよね。でも世間話をできる人が大事。
 
色々なチャンネルが用意できた。
それは,発達障害があるかどうかは問題ではない。
係わった人には,ひとまず付き合う。できることがあれば,よりますよ。
でも,指導はしませんよ。一緒に考えるのはいいですが。
 
これがパラレルキャリアの成果だと...学会に発表かな()
 
 
通常学級での支援・・・ふーん。学習支援は必要。でも,もっと大事なことがある。受け入れてくれる人やコミュニティ。
 
よーし,LD学会に伊達政宗の如く野心を持って殴りこみに行き,秀吉に叩きのめされてくるか()小田原が落ちる前にしなくては。
 
AKBのBチームの歌ではないですが,日々学びながら進化している今日この頃。


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2012年07月22日

不毛な免許更新講習から不登校を考える

二日間に渡り,あいの里で免許の更新に汗を出した。いやー,なかなかの苦痛だった。
 基本的に学ぶのは嫌いではない,はっきり言って趣味人のごとく役にもたたない学問を積み上げている。でも,今回の研修は心底しんどかった。完成印の研修は,終えても達成感がないよね。
 
 今回の研修会での違和感は,子どもを理解していく上でのアプローチの違い。子どもの実態把握する上での手法の違いとでもいえるのかな。5分に満たないビデオから,学力をはじめ,病気のことから保護者の養育態度まで出てくる。“アセスメント”が,科学的根拠に基づいていない。私が,ボスから厳しく躾けられたのは,持っているデータから何が言えるかということであり,データで語れることだけを言いなさい。それが,憶測とかたくましい想像力で進められるアセスメントにはついついうなってしまった。マジックだよ。
 
 事例研修をするときに,気になるのはやはり診断名が会話の中から当たり前に出てくること。診断名があったとしても,その人を理解したわけではないのだが。当たり前のように診断名が出てくる。アスペルガー症候群かもしれない・・・その人を理解できたことにはならないのだが。残念ながら,講師の方も十分に発達障害を理解していないのに講義で使っていた。中途半端に使うのは,誤解を与えるだけなのだが。
 
 不登校に関して,10年ほど前に多くは発達的な問題を抱えているのではないかと言ったことがあるのだが,世間からは冷たい視線を浴びた。今回,講義の中で「不登校が特別支援教育に追いやられた」みたいな趣旨の話があった。不登校は,発達的な脆弱性(社会的な脆弱性)を持っている子が,いくつかのスイッチで生じると考えている。子どもたちの生きにくさは,個々の認知特性から生じると思うのだ。その辺の論議がいまだに進んでいないのが,学校教育の問題かもしれない。
 
 不登校の子どもに対しての対処法についても議論があったが,学校と言う枠組みで解決できるのだろうか?行きたくない学校の先生が,家庭法訪問をしたとしても次には進むわけはない。連携が何かを生むのだろうか。子どものボールを受け止め,思いを込めて返し,時にはアドバイスを与える...そんな大人の存在が必要だと思う。それが,学校という枠組みで可能なの。
 
 今回の研修で,改めてパラレルキャリアの必要性と学校教育の限界を認識した。その子にとって,何が必要なのか。この夏のテーマかな。


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2012年07月21日

ごぶサタ学習会~知能検査の悲哀と活用方法を考える~

ごぶサタ勉強会も無事に3回目の開催となった。いつも通り,ぽつりぽつり人が集まり,7時から勉強会が始まった。気がつけば7名の参加。継続は力なり。

今回は,室橋春光著「知能検査の結果はどう活かされるべきか」(こころの科学NO.163)。著者のボスはシャイな性格なのか,今回はお休み。

 

まず議論になったのは,知能検査の置かれた悲哀。結局は就学判定や序列をつけるだけに使われ,指導に生かされていない。本来,子どもの認知的な特性を理解するはずの検査が,かけっぱなしに終わっている。検査結果が支援へと結びついていない。残念なことに,保護者自身が検査結果をもらっても意味もわからず,引き出しの奥にしまいこんでいる。

 

次に頭の良さについても議論された。狭義の意味での学力であれば,一般知能よりもワーキングメモリーの方が,相関が高い。WISC-Ⅳではワーキングメモリーと処理速度の含まれる認知習熟度指標が,一般知能指標よりも学力の相関が高い。ワーキングメモリーと高次な読み書き計算のメカニズムについて,多くの知見が望まれる。

 

知能検査と活用という視点から,個別の指導計画の関連が議論された。土曜教室で以前話をしていたことだが,ミーティング場面では,必ず検査結果とIEPを持参し,学習指導の結果と付け合わせる。自ら立てた仮説とは異なっていたら,検査結果を見直しながら,「なぜ」そうなったかを考え,修正をしていく。検査もIEPもやりっぱなしでは,作る意味がないわけ。

 

その後,ビアガーデンに向かいました。ちと寒かったのですが,大ジョッキを2杯飲んで,早々に帰りました。入れ替わりにボスが飲み会に参加したようです。

 

次回は,817()19時から,私がWISC-Ⅳの事例報告をすることになりました。

AKBのチームBの歌詞ではないですが,少しずつ私も日々進歩しています。いろいろな知見を示せればと思っています。

 

それにしても免許更新講習はかったるい。自由民主党うらんでやる。せめて,毎年学会で発表したり,論文を書いたりしている人間は免除にしてくれ。



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